5月 お知らせ掲示板

5月28日(月) 田子の小熊 

 

 東北巨木調査研究会の顧問である盛田稔氏が、青森大学や青森山田高校などを運営する青森山田学園(青森市)の新理事長に、青森県文化財保護協会長で元青森大学長に26日 付で就任しました。

 任期は4年。同学園の理事長は昨年年11月から空席でした。盛田氏は「産学官の連携を高め、県はもちろん日本に誇れるような学園にす ることが目標」と語っています。これからも長生きして頑張ってもらいたいと思います。応援します山田学園!!

 東奥日報・デーリー東北の5月27日に掲載になりました。

5月22日(火) 田子の小熊

 

ふるさとの名峰 ドコノ森(田子町)


5月17日(木)に巨木研究会の釜淵理事と一緒に行ってきました。
ドコノ森は804mの藪山ですが、古代人がの残したのではないかといわれる、線を刻んだ石が山頂近くで見つかる、謎の山です。今回は藪を漕いでその場所を 訪ねてきました。青森県の人なら一度は聞いたことがあるでしょうけど、見た人はあまりいないのでは?。ぜひ、ご覧ください。このあたりはキリストの墓伝説 やUFO目撃証言多発や、ストーンサークル説のある石など、神秘的な話題の多いところだそうです。

放送日は明日 5月23日(水)
NHKあっぷるワイド午後18時10〜19:00の中の5分ほどのリポートです。

新郷村 栃窪の逆栃
新郷村 栃窪の逆栃
八戸市 イヌザクラ 
八戸市 イヌザクラ 

5月19日(土)田子の小熊

 

岩手県水沢市で見てきた三頭木を紹介します。

人首館跡のカヤ、幹周7.81m(岩手日報社・岩手の名木・巨木)
人首館跡のカヤ、幹周7.81m(岩手日報社・岩手の名木・巨木)
コブニレ三頭木の山ノ神、一本は倒れていました 幹周9.25m(岩手日報社・岩手の名木・巨木) 
コブニレ三頭木の山ノ神、一本は倒れていました 幹周9.25m(岩手日報社・岩手の名木・巨木) 
カエデの三頭木 幹周約4m
カエデの三頭木 幹周約4m
これは四頭木のケヤキでした
これは四頭木のケヤキでした

 

 

5月14日(月) 田子の小熊

 

 17日は田子町の「ドコノ森の不思議な石」をNHKが取材することになりこちらも急遽しるばにあっぷるで取材することになりました。八戸8時出発するので見学希望者は「田子の小熊」までご連絡ください。

 

 

 

5月13日(日)巨木めぐり

日本一「七時雨山のオオヤマザクラ」
日本一「七時雨山のオオヤマザクラ」
これだけの天気と満開の山桜にはもう一生会えないだろう
これだけの天気と満開の山桜にはもう一生会えないだろう
高橋会員がいることで巨木の大きさがわかる
高橋会員がいることで巨木の大きさがわかる
すごとな満開の花
すごとな満開の花
幹は6,25mあった
幹は6,25mあった
九戸村のヤマナシの巨木
九戸村のヤマナシの巨木
単幹でこの太さは迫力満点
単幹でこの太さは迫力満点
山梨の蕾も可愛い
山梨の蕾も可愛い
三戸町のアンズ
三戸町のアンズ
となりには可憐なリンゴの花が咲いていた
となりには可憐なリンゴの花が咲いていた
南部町・赤石のケヤキ(鳥谷部会員夫妻)
南部町・赤石のケヤキ(鳥谷部会員夫妻)
赤石のケヤキには巨大な窓木があります
赤石のケヤキには巨大な窓木があります
上村のカシワの木(五戸町)
上村のカシワの木(五戸町)
蛇王の松(田子町) 写真家 宮  誠而さんを案内しました
蛇王の松(田子町) 写真家 宮 誠而さんを案内しました

http://www5.ocn.ne.jp/~sashin/zenshu.html

 

写真家の宮さんの巨木の写真集などが上記でご覧になれます。

5月5日(土)スーパームーン

 今日のスーパームーン見ましたでしょうか?

なんでも今日が地球に一番月が接近するのー日とか

天気予報では雨だったのに晴れてくれました

いつもよりきれいに見えました   21:05 撮影

三脚なしで撮りました、隣に緑と赤の光の玉が映っていました
三脚なしで撮りました、隣に緑と赤の光の玉が映っていました
宇宙の目に見られているよう
宇宙の目に見られているよう

5月1日(火)不思議な丸い石

これがその不思議な「丸い石」 直径18センチある。まったく手を加えていない自然石です。この石には目が付いています。
これがその不思議な「丸い石」 直径18センチある。まったく手を加えていない自然石です。この石には目が付いています。

 

 今日、田子の釜淵理事のところへ「ドコノ森」の資料をもらいに行きました。

今月中にNHKの取材を「ドコノ森」でする予定になっており、同行し「しるばにあっぷる」でも掲載したいと思ったからです。

 

 釜淵さんと話している内に、例の「丸い石」(4月掲示板参照)の話しとなった。釜淵さんは家にもあるよといって、貰った石がこれです。

 なんともまあ、縁起のよさそうな石で、これを持っているといい事たくさん起こりそうな気がします。帰りに三戸大神宮によってこの石を見せたら、欲しそうな目で睨んでいました。御利益がありそうだからです。

 この不思議な石をくれた釜淵さんは太っ腹。先日も熊をいただいたし、クロビイタヤもいただきました。

 こんないい人の釜淵さんには、きっといいことがあるに違いないと思います。

 

 磨いてきれいにしてみようと思っていましたが、人工的になれば運も落ちてしまいそうな気がして、自然のこのままにしておこうと思っています。ご覧になりたい方がいらっしゃいましたらどうぞ。でも私はあげません。

 

 今年はいいことがたくさんありそうな予感がしています・・・。

 

 

ポロト湖・自然休養林の国内最大級のハリギリ探索

 

4月末の連休に北海道白老町に国内最大級未登録のハリギリの情報を見つけ行ってきた。ポロト湖周辺は昔アイヌが住んでいた所。「アイヌ民族博物館」も見学してきた。

この周辺は林野庁北海道森林管理局の「自然休養林」にもなっている。特にクリは「クリ遺伝資源保存林」もあり、クリの巨木があちこちに見られた。

ポロト湖周辺は、車両止めがしてあり歩行者優先の歩道で一周できる。樹に名前を記したプレートが付けてあり、一周15キロぐらいの道でたくさんの人達と挨拶をかわした。

遠くにはまだ雪の冠をした山が見え、火山活動の煙が少し見える。この公園内に国内最大級のハリギリがあるという。

かねて電話でビジターセンターに確認しておいたので、挨拶に寄って場所を確認してから向かった。途中タヌキ二匹が歩いている前を横切った。

ビジターセンターの入口には小鳥にヒマワリの種を置いて餌付けしていた
ビジターセンターの入口には小鳥にヒマワリの種を置いて餌付けしていた
トドマツ林の道路ではタヌキが2匹横切った
トドマツ林の道路ではタヌキが2匹横切った

途中には水芭蕉や小さな花が群れて咲いていた。大きな白い鳥がいたので白鳥かと思ったら、サギだった。カメラを構えたら飛んでいってしまった。残念。

貴重なアカゲラを見ました
貴重なアカゲラを見ました
花に虫が来ていた
花に虫が来ていた
鹿も何回か見た
鹿も何回か見た
鹿の角を拾ってきた
鹿の角を拾ってきた
鹿の糞があちこちにあった。山は鹿の糞だらけ。
鹿の糞があちこちにあった。山は鹿の糞だらけ。
まるで恐竜の目のような倒木
まるで恐竜の目のような倒木
クリの巨木があちこちに
クリの巨木があちこちに
直角の枝の樹があった
直角の枝の樹があった
この三頭木のクリは幹周5.7mもあった
この三頭木のクリは幹周5.7mもあった
サルコシカケの一種か、変わったきのこ。
サルコシカケの一種か、変わったきのこ。

竜巻状のミズナラの巨木は枯死寸前であった。また歩いている中で確認した樹木は次のとおり。(札に書いてありました)

 

1.ホオノキ 

2.クリ 

3.シロザクラ 

4.ヤチダモ 

5.アオダモ 

6.アカエゾ 

7.トドマツ 

8.カツラ 

9.アズキナシ 

10.サワシバ 

11.アサダ 

12.キタコブシ 

13.(オオバナエンレイソウ) 

14.エゾヤマザクラ 

15.キハダ 

16.ハリギリ 

17.ミズナラ

18.イタヤカエデ 

19.ハルニレ 

20.カラマツ

ミズナラ幹周4.4mあった
ミズナラ幹周4.4mあった

そして歩道からそれ、斜面を50mほど登った場所にこのハリギリがあった。

三頭木のようにも見える。斜面で危険なので紹介していなかったそうだが、最近になって階段と手すり代わりのロープを張り紹介する事にしたそうです。

 

それは他を圧して巨大なハリギリであった。樹齢660年という。
それは他を圧して巨大なハリギリであった。樹齢660年という。
裏の雷で焼けた跡、何百年も生きていると高い木は必ずと言っていいぐらい雷が落ちている。それを耐えて生き抜いた樹だけが巨木として残る。ある意味神様に選ばれし巨木だ。
裏の雷で焼けた跡、何百年も生きていると高い木は必ずと言っていいぐらい雷が落ちている。それを耐えて生き抜いた樹だけが巨木として残る。ある意味神様に選ばれし巨木だ。
裏面は空洞があり、雷が落ちたのが焼けた痕があった。計測してみると6.07mあり、北海道最大のハリギリの巨木である。
裏面は空洞があり、雷が落ちたのが焼けた痕があった。計測してみると6.07mあり、北海道最大のハリギリの巨木である。
真下からの写真
真下からの写真
ハリギリの葉
ハリギリの葉

データベースでは、

1.鹿児島のハリギリ 8.15m

(2.青森市7.80mはすでに存在しない)

2.長野県(同じハリギリを2本登録している) 6.20m

3.青森市孫内 6.13m

 

よって、この白老町のハリギリは登録すると国内4位の巨木となる。もちろん北海道では現在4.9mが最高なので6.07mはダントツの最大のハリギリとなる。

 比較的、巨木文化の少ない北海道では貴重な巨木である。

登録の件は、役場は休日であったので、地元のビジターセンターと市内の観光協会には報告したが、消極的なようであったので面倒であれば私が登録してもいいですよと話して名刺を置いてきました。