1.町内などにある巨木は軽装で充分ですが、少し山や森に入る場合には、長靴、ザッ ク、雨具、地図、食べ物・飲み物・持薬などを用意した方がよいと思います。
2.写真撮影や写生など、目的に合わせて道具を用意したり、非常時(迷子・緊急)用に 携帯電話を持っていくこともお薦めします。
4.事前に巨木の所在地やトイレなど調べて出かけましょう。
5.駐車場が無い場所もありますので駐車違反等には注意してください。
6.樹木に近づくと、根元の土が踏み固められたり、根を傷つけてしまい枯れる原因とな
りますので、あまり近づかず特に根は踏まないようにしてください。
7.樹木の枝を折ったり、傷をつけたり、樹皮を剥いだりなどは絶対しないでください。
ゴミを捨てたり、タバコの吸殻を捨てたりするのは厳禁です。
8.巨木の枯れ枝などの落下に気をつけてください。
9.ハチやクマに遭遇した場合の対策をしていきましょう。
10.グループで見学する場合等は樹木のまわりで騒いだりして、
所有者の方に迷惑がかからないようにしてください。
11.私有地に立入る場合は、事前に所有者の了解を得てください。
12.団体でバスなどを利用し「巨木めぐり」を実施する場合は
保険などかけることをお薦めします。
13.団体で「巨木めぐり」をする場合は、事前にこの注意事項を説明しましょう。
樹木は地域の貴重な財産です。マナーを守って見学してください。
このサイトは、東北を訪れる方々が、この地に存在する巨木に興味をもち、訪ね歩く際のよきガイドになるようにと編集したものです。
巨木は同じ場所にあって、現在の私たちが及びもつかない幾世代にもわたる人の世を見送りながら何百年も生き続けてきた、いわば地域の生き証人です。その歴史の重みに想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
ここでは東北の数多くの巨木の中から、東北巨木調査研究会による調査で確認されたものを中心に、比較的人目にふれやすいもの、象徴的なもの、文化的あるいは生態的に意味のあるものなどをとりあげ、樹種にも配慮して紹介しています。
一方で、目立っていながらも、さまざまな理由から掲載できなかった樹木もありますし、ここで巨木・名木をランク付けしようというものでもありません。
このサイトをご覧になり、マナーを守って巨木をめぐり、またそれをきっかけにさらに広く緑と環境に深い関心と愛着を持っていただけることを祈ります。